ウェブビーコン型とパケットキャプチャー型のどっちがいいの?
最近データをしっかりとること(クリーニング)について考えているのですが、
本当にGoogleアナリティクスでよいのかどうか悩んでいます。
というのも、
アクセス解析ツールにも取り方をいくつあって
ウェブビーコン型 … Googleアナリティクスやサイトカタリストなど
パケットキャプチャー型 … RTmetrics
サーバ型 … WebTrends
おそらく本流はウェブビーコン型で理由は取り付けが容易ということと、
費用価格が安いことが理由と点の2つかなと思っています
というのも、
まだまだデータ解析等に高い費用をかけている会社は少数であることと、
googleアナリティクスでほとんどのことができてしまうことが要因になっているような気がします
サーバ型は僕もあまり聞いたことないのですが、
おそらくこの手はサーバーにログを仕込むことから莫大な費用がかかるのではないかなと思います。
なので費用面でも
ウェブビーコン型 > パケットキャプチャー型 > サーバ型
となります
またそれぞれメリットとデメリットがあるのでまとめておくと、
- パケットキャプチャー型
メリットは
これは間違いなく、仕込みがいらない点だと思います
ウェブビーコン型の場合、
一つファイルにこの仕込みJSを仕込んでおこないとデータを取得することができません
大規模サイトの場合、ゆうに100~200ページを超えたりするのでそれ一つづつに
仕込んでチェックするのは大変ですし、工数がかかりますよね。
ですが、パケットの場合はそれ作業が全くいらない点が大きいと思います
デメリットとしては、
無償で提供しているものがなく、ほとんどが有償のようです。
おそらくパッケージではなくASPなどのリースで購入されることが予想され、
データ保管料としての価値を見出す必要があり、敷居が高いです
- ウェブビーコン型
メリットは
これは無償であることが大きいと思います。
代表されるGoogleアナリティクスは無償でかつ、カスマイズ性もかなり高いです。
なのでカスタム変数などを仕込んでユーザセグメントをわけたりしてよりユーザ動向をチェックできることができます
また設置や方法も簡単にできるので、敷居が低いといえるかと思います。
ここでもデメリットは、
パケット型でもお話したように、一つ一つにJSを埋め込む必要があり手間とそれがしっかりと認識しているかどうかのチェックが必要です。
またJSが使えない場合、
データをしっかりと取得することができない場合があります
携帯でも使えるタグがあるのですが、正確性については少し微妙な気がします
flashやPDFなどもデータも取得も少し大変だったりします
またどちらの解析方法で取得できないのが、
データを遡ることができない
というのも大きい気がします
サービス運用が1年程度であればよいのですが、
5年~10年など運用しているサイトの場合、その前のデータを遡れないのは解析側としては痛いと思います
またサーバ型ではそれが可能だそうです。
ここでやはり大切なのは、
目的に合った解析ツールを選ぶことだと思います
例えば、
1年くらいの運用で小規模サイトでかつ、
今まで解析ツールなど導入していないサービスなどであればウェブビーコン型のGoogleアナリティクスをいれれば良いと思います
中長期運用している大規模サイトで、
広告費用だけでなく、ユーザの行動分析など定量分析を1か月に1回提出して報告会を行っている会社であれば
有償なツールを使って運用した方がよいかもというお話しになるかもしれません
また社内で解析ツールを作って運用している会社も僕は何社か知っています
まずは目的にあったツールを検討することをおすすめします